- 米油とオリーブオイルの栄養や効能の違い
- それぞれの油の適した調理法が知りたい方
- おすすめの米油・オリーブオイル
我が家は健康の観点から最近サラダ油から米油に変えてみたのですが改めて今回は健康に良いとされるふたつの油、米油とオリーブオイルどちらが健康に良いのか、食生活アドバイザーと幼児食インストラクターの資格をもつ私が違いを徹底的に比較しました。
筆者は夫がコレステロール値が高い&子供の健康に良さそうという理由で米油に変えたのですが、細かい部分までは効能を調べていなかったのでこれを機に上手く油を使い分ける事が出来たらいいなぁと思います♪
ではさっそくスタート!
過去1ヶ月で3000点以上購入されました※9月30日時点
ちなみに我が家はこめ油は全部ふるさと納税で注文しているよ♪
\ ふるさと納税は12月31日まで! /
米油とは
玄米から得られる
“米ぬか”及び“米胚芽”を
原料として精製した油が米油です。玄米は、ビタミンB群を中心としたビタミン類、カルシウムなどのミネラル、食物繊維、脂質、抗酸化成分などの栄養素を豊富に含んでおり、栄養価が非常に高い穀物としても有名な食品です。
オリザの米油は、その玄米1キロから約15グラムしかとれないとても貴重な油なのです!
さらに、遺伝子組換えの心配がなく(Non-GMO)、アレルギーフリーですので、安心で安全な天然食材を求める方々にぴったり!まいにちの食事を美味しくしてくれる心強いオイルなのです。
オリザの米油
なんと、ただのお米ではなく玄米から得られる米ぬか、米胚芽から精製された油だったんですね!
つまり、精製された白米には含まれていない栄養素なので、普段の食卓に玄米を使っていない家庭にとっては貴重な栄養源になりますね。
米油にはオリーブオイルには含まれていない「スーパービタミンE」がある
次に、米油に含まれる栄養素について解説します。
トコフェロール(ビタミンE)
抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素。
日本人の摂取するトコフェロール(ビタミンE)の約30%は植物油から摂取しているといわれています。
トコトリエノール(別名:スーパービタミンE)
ビタミンEの一種で抗酸化力がビタミンE(トコフェロール)の約50倍と言われています。 ビタミンEよりも圧倒的に抗酸化力が高いため、別名スーパービタミンEとも呼ばれています。
オレイン酸 ※オメガ9(n-9)系脂肪酸
心臓障害を防ぐ善玉コレステロールの値はそのままに、 悪玉コレステロールの値を低下させる働きがあるといわれています。
リノール酸(37%)※オメガ6(n-6)系脂肪酸
血中コレステロール値を低下させ血管の硬化を防止します。
γ-オリザノール(ガンマ-オリザノール)
ポリフェノールの一種。 こめ油特有の栄養素なので、他の油には含まれません。 更年期障害、胃腸神経症などの改善に効果があるといわれています。 複雑な現代社会人に欠かせない栄養素です。 また、シミやシワ、くすみなど、年齢肌の悩みを解消する、女性にうれしい働きもあります。
米油にはオメガ6やオメガ9に属する成分が豊富に含まれているよ!これらは人が体内で合成できない必須脂肪酸で、食物から摂ることがとっても重要!!
米油はどんな調理に適しているの?
米油には以下の特徴があります。
- 酸化しにくい
- 匂いやクセがなく油酔しずらい
- 泡立ちが少なくカラッと上がる
これらの理由から普段の調理や揚げ物をするときのサラダ油の代替品として米油を使うといいでしょう。
ここまで健康的で使いやすいなら揚げ物への罪悪感もこれで減りそうですね♪
上記で書かれていた通り普段の炒め物ではサラダ油との差はいまいち分かりませんが、揚げ物をしたときにサッパリしていてあまり胸やけがしない為とてもお気に入りです!
オリーブオイルとは
オリーブオイルは、オリーブの果実から得られる油のことを指します。
菜種油やひまわり油に代表される種由来の油(シードオイル)とは異なり、オリーブは果実にオイル分が含まれています。上質なバージンオリーブオイルはさらっとしていて、オリーブオイルだけでそのまま飲めるほど。オリーブ100%の果実ジュースと表されることもあります。
オリーブは世界に1000種以上あるとも言われており、オリーブに含まれるオイルの量は品種や収穫時期によって異なります。成熟前の青い実だとオイルの含有量が少なく、青から紫、黒と成熟が進み、色が濃くなるにしたがって、オリーブオイルの含有量は増えていきます。オリーブオイルの含有量は実の重量(約1~15g)に対して、少ないものだと約9%。多いものでも約30%と言われています。
Nippon Olive
より色が濃いオイルのほうがオリーブの含有量が多いんだね!
オリーブオイルは「オレイン酸(オメガ9系)」が主成分
オレイン酸
オレイン酸には血中コレステロールを減らして生活習慣病を予防する働きがあります。「オリーブの原産地である地中海沿岸に住む人に心筋梗塞の発症率が極めて低い」という調査結果があり、オリーブの消費量と心疾患の発症率の低さには深い関係があることが分かったほどです。
米油にも含まれていましたがオリーブオイルはオレイン酸が主成分のようです!
フェノール化合物(ポリフェノール類・フェノール類)
抗酸化作用があると言われているポリフェノールです。
オレオカンタールやオレウロペインといった、オリーブオイル独自の成分も含まれています。オリーブオイルの苦味・辛味はこれに由来します。
トコフェロール(ビタミンE)
一般にトコフェロールと表示されるのは通常のビタミンEのことを指します。
脂質の抗酸化作用により、肌あれの原因となる過酸化脂質の発生を防ぎます。また、皮ふの角化を促進する働きを持ち、肌あれ防止効果があるといわれています。肌に対してだけでなく、油分全般に強い還元力を発揮するため、油を使った食品にも安全な抗酸化剤として配合されています。
クロロフィル
オリーブオイル独特の緑色を構成する成分です。抗酸化作用があります。
植物ステロール類
β-シトステロールなどの植物性のステロール類です。コレステロールの吸収を阻害する作用があるとされ、特定保健用食品の有効成分としても利用されています。
結論:オリーブオイルと米油の違いは栄養素の含有量と米油にのみ含まれるスーパービタミンE!料理によって使い分けるのがおすすめ!
比較した結果、栄養素の成分や効能には大きな差がないように思えました。
ですが、それぞれの栄養素の含有量を見ると大きな差があることがわかりました!
- オリーブオイルが通常のビタミンEに対し、米油はスーパービタミンE
- スーパービタミンEの含有量はオリーブオイルが2mg/100gに比べて、米油は75mg/100g
- 植物ステロール・・・オリーブオイル98mg/100gに比べて、米油は1200mg/100g
比較した結果、米油の方がオリーブオイルよりも栄養素の含有量がかなり多いという結果になりました。
そのため、
- 炒め物などの普段使いや揚げ物のときは米油
- ドレッシングなどそのまま使うときは薫りの良いオリーブオイル
と分けて使うのがおすすめですよ!
ピュアオリーブオイルは精製された味や香りを除いた精製されたオリーブオイルです。より成分も多く薫り高いものはエクストラバージンオリーブオイルとなります。
おすすめの米油・オリーブオイル
最後に、おすすめの米油とオリーブオイルを紹介するよ!
三和油脂 みづほ まいにちのこめ油
\ まいにちのこめ油を愛用中♪(現在8本目突入) /
おすすめポイント
- Amazon・楽天市場こめ油ランキング1位
- 品質にこだわり、国産原料のみを使用している
- 環境にもやさしく捨てやすい紙パック
完全な国産の原材料を使用しているため遺伝子組み換えの心配もなく安心して使えます♪
あと筆者的には紙パックなので揚げ物するときにもドバドバ入れられるし、紙パックなので使い切ったら潰して捨てるだけなのが楽でお気に入りです。
つの食品 こめ油
おすすめポイント
- 「京都で一番予約の取りにくい店」とも言われる名店「草喰なかひがし」で愛用されている
- 多数の飲食店や全国の給食に使われている
- 国産のお米を使用し、甘い香りやさっぱりとしたヘルシーさが特徴
つの食品のこめ油は、多数の有名な飲食店や、全国の給食の先生が選ぶこめ油として全国学校調理師連合会の名誉会長山中弓子氏にも選ばれたこめ油です。
筆者は現在これを10本まとめ買いして愛用しているよ!
胃もたれなく、揚げ物もさっぱりと上がってお気に入り♪
ボーソー油脂 国産米ぬか使用 米油
おすすめポイント
- 国産米油の中でもリーズナブル
- 軽く香ばしい風味が特徴
- 風味や香りにクセがなく、普段のお料理からパン・スイーツまで、幅広く使える
ボーソー米油は国産米ぬか使用で、かつ価格がリーズナブルです。
香りや風味にクセがなく幅広く使えるので初めての米油におすすめです。
初めてこめ油を使うなら、まいにちのこめ油かボーソーの米油がおすすめだよ♪
ガルシア エクストラバージンオリーブオイル
\ Amazonベストセラー1位オリーブオイル /
おすすめポイント
- 150年以上の歴史を持つ本場スペイン産の極上オリーブオイル
- 国際オリーブ協会(IOC)の規格よりも厳しい自社基準を設定
- 収穫から24時間以内に搾油することを徹底した新鮮さが魅力
ガルシアのオリーブオイルは本当に香りが良くて、ドレッシングにはもちろんパスタなど火をとおすものでも使いやすく愛用しているよ♪
【まとめ】米油とオリーブオイルのどっちが良いのか、違いを比較した結果
こめ油とオリーブオイルの違い
- オリーブオイルが通常のビタミンEに対し、米油はスーパービタミンE
- スーパービタミンEの含有量はオリーブオイルが2mg/100gに比べて、米油は75mg/100g
- 植物ステロール・・・オリーブオイル98mg/100gに比べて、米油は1200mg/100g
おすすめの使い分け
- 炒め物などの普段使いや揚げ物のときは米油
- ドレッシングなどそのまま使うときは薫りの良いオリーブオイル
いかがでしたか?
油が体に与える影響はとても大きいですよね。
まずは毎日使う油から見直して家族みんなで健康的な食生活を送ってくださいね♪
最後までご覧いただきありがとうございました♪
\ 米油はふるさと納税でまとめ買いもおすすめ /
コメント